とある村に住むサニーとアムールは世界の支配を企む魔物を倒すため幼馴染のルージュやフローラの一家とともに村を旅立った。

教会でもらった武器を片手に次々とモンスターを倒しては行く先々の町で寝泊まりしながら旅を続け、やがて魔王の本拠地まで一番近い町まで到達した。
明日の決戦に備えて宿場に向かおうとした時街に巨大な魔物が現れた。

その魔物はサニー達が狙っていた獲物だった。魔物が町を破壊しようと暴れだそうとした時サニー達は魔法を使って魔物を仕留めようとした。

しかし魔法は次々と破られ、仲間達が次々とやられてしまう。サニーは何とか食い止めようとするが、魔物の威力はすさまじく打つ手はなく圧倒されてしまう。
やがてサニーの体力は限界になり、とどめの一撃で倒されてしまった。

魔物はサニー達が全員倒れたのを確認すると本格的に街を破壊し始めた。口から吐く光線で次々と建物が破壊され、街は混乱に陥った。

このままでは全ての世界が魔物に破壊されてしまう。絶体絶命の状況に魔物はサニー達を始末しようとした。

一方サニーは精神世界で何かに気付く。

「私は何をしてるんだろう・・・」
自分は何をしていたのか思い出せずにいるとそこにはアムール・ルージュ・フローラ・ソレイユ・マイケルがいた。

そこにソレイユがすごい魔物みたいなのがいたと言い出し、さっきまで魔物と戦っていたのを思い出した。

「私達は魔物なんかに負けない!」

魔物がビームを出した時サニー達は起き上がると魔法でビームを消そうとした。6人の魔法が一つになったときビームを押し返すと魔物に直撃した。

「馬鹿な、さっきくたばったはずじゃ・・・」
絶句する魔物にサニー達はこう言った。

「簡単には負けない!」
「どんなことがあろうと」
「そこに力がある限り」
「平和は守るの!」
「たとえ窮地に陥っても」
「俺達が力を合わせりゃ怖いものなどない!」

サニー達は合体攻撃で魔物を圧倒し、一気に追い詰めてゆく。

「この俺がこんな奴らにやられるなどありはせぬわああああああああ!!!」

魔物は断末魔を残し、消滅した。

やがて街の復興が進むとサニー達は世界を救った英雄として宴に招かれ、平和の象徴として尊厳されるようになった。

「朝ですよ。」
アムールの言葉に目を覚ましたサニーはさっきまでのことが夢であることに気付き落胆・・・するかと思いきやどこか不思議な気分だったようだ。

終わり

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